温度管理は色々なシーンにおいて大切ですが、その方法は様々で種類があるといえます。大きく分けると積極的に温度をコントロールするアクティブなもの、成り行きに任せるパッシブなものがあります。アクティブな温度管理の代表が冷蔵庫・冷凍庫やエアコンで、機械の力を使って庫内や空間の温度を調整する方法です。機械とそれを動かすエネルギーが必要なので、運用にはコストがかかります。
一方のパッシブな温度管理は窓開けによる換気、衣服を厚さのことなるものに替える着替えがあります。換気で温度が下がるかどうかは外気温によるので、アクティブな方法と比べて確実性は劣りますが、エネルギー不要でコストがかからないのはメリットです。温度管理の基本は感覚に頼らないこと、可視化できる温度計を用いて管理する点にあります。これは夏の体調管理にも当てはまるポイントで、感覚に頼り熱中症にならないよう注意が必要です。
温度計があることで現在の気温や室温がわかりますし、数字で変化を確認できるので、涼しい場所に移動したり水分補給をする判断が可能となります。温度管理は空間をコントロールする方法と、特定のエリアや人、物を対象とする方法があります。空間の温度を調整して維持するには、空間の大きさや気密性が管理の難易度を左右します。人や物のみ温度を調整する場合は、空間の管理を行う方法とは別の方法を検討する必要があります。
例えば首を冷やす、モバイル扇風機や空調服で体感温度を下げるなどです。